シンデレラ・ストーリー   A Cinderella Story

ジョン・ノイマイヤーによるバレエ

初演
1992年5月15日  ハンブルク  ハンブルク・バレエ

音楽
セルゲイ・プロコフィエフ
シンデレラ 作品87、交響詩*“夢” 作品6、交響的スケッチ“秋” 作品8
*
英語では Tone Poem、ドイツ語では Symphonische Dichtung、と書かれた言葉を一応そのまま単語に添って
交響詩と訳しましたが、Wikipedia の日本語版では交響的絵画、と訳してありました。
また、“シンデレラ”には“3つのオレンジへの恋”の行進曲からの主旋律が使われている曲もある。
なぜ、このことに拘っているかということですが、たまたまこの公演でヴァイオリンを弾いていた人を知っていて、
“3つのオレンジへの恋”が使われていたかどうかを彼女に尋ねたことがあるからです。
彼女の返事は、Yes、だったので、それでオレンジを狂言回しに使っているんだなあ、と思ったわけです。
私は今まで勘違いをしていて、“3つのオレンジへの恋”の曲が使われているものだとばかり思っていましたが、
そうではなくて“シンデレラ”の中にそのメロディーが使われていたということです。

振付・演出・舞台美術
ジョン・ノイマイヤー

衣裳
ユルゲン・ローゼ

照明デザイン
マックス・ケラー


オリジナル・キャスト
シンデレラ  ベッティーナ・ベックマン
 (ジジ・ハイヤットに振付けられた)
王子  マニュエル・ルグリ
義母  シャンタル・ルフェーブル
 イヴァン・リスカ
 ギルマ・ブスティージョ
義姉  シュテファニー・アルント
 エマニュエル・ブロンサン
 ラルフ・デルネン
3人の大臣  エリック・ミオ
 ヤン・デ・シンケル
 ヤヌシュ・マゾン
青い鳥  アンデルシュ・ノルトシュトレーム
 ラディク・ツァリポフ
 トミ・パッソネン
 キム・マッカーシー
異国の王女  へザー・ユルゲンセン
他国の王女  ラウラ・カッツァニガ



あらすじ

I
シンデレラの母の葬式

II
シンデレラの父の家 - 葬式と結婚の狭間で
母の思い出

III
朝 - 王子の世界 - 花嫁選びの提案

VI
白昼夢
悲しんでいる娘への追憶

V
午後 - シンデレラの義母の客
トンチンカンな気忙しい大臣が宮廷の舞踏会への招待状をなくす。

VI
舞踏会への出発 - 魔法のように
母の思い出
鳥の精

VII
鏡の間 - 宮廷の広い舞踏の間

VIII
旅に出る王子 - 彼と出会った人々
シンデレラへの追憶

IX
数年後 - ハシバミの潅木